ダチョウ倶楽部?
私が講師を務めている学校の講義の中で、三大テノールが演奏する”O sole mio”を鑑賞してもらいました。どんな事を歌っているのかは分からなくても、偉大なる歌手である彼らのパフォーマンスに皆んなが引き込まれていました。そんな生徒たちの反応で一番興味深かったのは、曲の最後に歌い上げられる「アクート」と呼ばれる高音の部分。聴いた生徒たち、大爆笑。凄すぎると笑ってしまうっていうのは分かる気がしますが。
映像を見た事で一気に三大テノールのファンになった生徒たちでしたが、講義終了後に聞こえてきたのはあのフレーズ。「じゃあ、俺がやるよ」「いや、俺がやるよ」「どうぞどうぞ」・・・少しニュアンスは違うと思うけど、言葉の壁を超えた笑いの方もしっかり伝わっていたみたい。
*ソプラノ歌手 小村朋代のブログ*