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季節の歌

ヨーロッパの歌曲には、春の訪れを喜び、その素晴らしさを歌った曲が沢山あります。私も去年の春はイタリアにいましたが、今年は行かれなかった分、コンサートや生徒さんのレッスンで春に関連する作品に触れて、ヨーロッパの春&新緑の季節を思い出すぞー!と意気込んでいたのですが、GWから続く夏のような暑さ・・更にはジメジメした湿気すら感じられる今日のような気候では、曲と季節感が合わずに悩んでいました。でも4・5・6月は一応「春」という括りで選曲してあるので、気分だけでも爽やかに!ということで、今日はシュトルツ作曲『プラーター公園の春』を扱いました。

季節を歌った曲の中には、どの時期に歌われても魅力的に聴こえる作品もあります。しかし、せっかくなら歌の内容から「いま」の季節の素晴らしさを感じて欲しいと思っています。私は日本に住んでいるので、日本歌曲・唱歌に関しては尚更その気持ちが強いです。そこで、私が教えている音楽教室の子ども向けクラスでは、積極的に日本唱歌を扱うようにしています。季節が変わるたびに、それぞれの季節に合った歌が自分の中にあるというのはとても豊かなことだと思うからです。これからも色んな曲を教えてあげられるように頑張ります!

さて、来週は何の曲にしようかな♪それまでに暑さが少しでもおさまってるといいんだけど・・。

 

*ソプラノ歌手 小村朋代のブログ*

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